(2025.5.14)
有休を取って県立美術館に行ってみた。
少し早めに着くように行ったので、9時少し前に到着。
幸い駐車場はまだ数台しか停まっていなくて、ラッキー!
美術館の開館は10時。
それまでにあちこちを散策。
芝生広場でも遊んだなぁ~と思いだしたけれど、
美術館の芝生広場ではなく、隣接する県立大学のグラウンドだったことに気付く。
そして県立中央図書館にたどり着いた。
図書館は9時に開館していた。
……そして、図書館に吸い込まれてしまった(笑)
以前から行ってみたいと思っていた図書館だったんだよね。
建物自体は1970年代に建てられたという事で50年以上経過している。
そんな前からこの図書館はあったんだと驚く。
時間潰しに立ち寄っただけの図書館だったけれど、
隣の県立美術館で開催中の「古代エジプト展」にちなんで
いくつかの古代エジプトに関連する書籍を紹介するコーナーがあり
何があるのかな?と見ていると……一冊の書籍を見つけた。
「古代エジプトの日常生活:庶民の生活から年中行事、王家の日常をたどる12か月」
……古代エジプト関連の書籍の中で、変わったタイトルの本だなぁ~と手に取り
近くにあった椅子に座って読み始めてしまった。
古代エジプトの有名な王朝や王族などは、遺跡や遺物やミイラなどによって
今も研究が行われているし、様々な書籍があるのは知っている。
しかし一般の庶民については自分はあまり知らなかった。
石造りのピラミッドや神殿は残るのかもしれないけれど、
それらはナイル川の氾濫の影響がない場所に建てられていたという。
やはり日干しレンガなどの土レンガは現存していないらしい。
(ナイル川の河川の上昇による家々の消失、後の農民によって日干しレンガは肥料になった等)
今回読んでいて思ったのは
庶民はピラミッド建設の為に招集されるけれど、
食料などは配給されていて、奴隷のようにこき使われたわけでもなく
ナイル川の氾濫で農作業ができない農閑期だけだったみたい。
とはいっても、膝や腰痛などの持病を抱えていた事は判明している。
パンを食べ、貴族や王族はワインを飲み、
庶民は祭りを楽しみ、ビールを飲んでいた!
自分が思っていたのと全然違う。
そして気づいたら10時半近く!
9時半過ぎには美術館に行って並ぶつもりが、あっという間に時間が経っていた。
そこで図書館の係の人に、自分が住んでいる市で返却ができるかどうか聞いてみると
駅の近くにある図書館で手続きができるという。
なので利用者登録をして本を借りてしまった!
読み終わったら、ブックポストではなく窓口で返却手続きをすればいいのだ。