No.5764 10年振りの祇園祭を有料観覧席から観る!・・・その5・・・ 2023/9/1

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不定期更新となります
(2023.7.17)

 

ツアーでは人数分の観覧席を確保していて、チケットに書かれた座席番号の椅子に座っていた。

 

巡行は始まってからしばらくすると隣の席に女性が座った。
その前に既に椅子に小さな布製の巾着袋が置いてあり、
それは「この席を確保した」という意味合いのものかな、と思っていた。

 

女性は巡行を見ずに電話で誰かと話している。
聞くつもりは全くなかったのだが、隣にいればイヤでも話の内容は聞こえてくる。
どうやら、何かをどこかに忘れてきたみたいで、それの問い合わせらしい。

 

もう一人連れの女性がきて、何やら話している。
そして一人の女性はその場を離れた。

 

そこまでは良かったんだけど……。
何と!その女性、日傘を差したのだ!

 

有料観覧席は日傘、三脚は禁止、もちろん禁煙である。

 

……なぜ日傘を差す……?
帽子を被っているけれど、日傘の先端部分がポコポコと当たる。

 

「……すみません、日傘を閉じてもらえますか?」と言うと
「あらそう?」とその時は閉じるけれど、

 

巡行と巡行の合間に再び日傘を差し
そのままずっとそのまま……。

 

何度も何度も「日傘を閉じてください」と言うと
その時は閉じるけど、再び差し、
そして連れの人も日傘を差すという事態に……(怒)

 

……日傘を差すなら後ろに下がれ!!

と言いたいところだったけど、ここはぐっと堪えた。

 

そしてとうとう後ろの人にも「日傘を閉じてください!」と言われ渋々と閉じた二人。
しばらくすると席を立ってどこかへ行ってしまった。

 

そして、椅子に残されたのはぺちゃんこになった巾着袋。

 

え……あの人ものではないの??
というより、本当にあの人たちお金払って観覧席に座っていたの?

 

これだけが唯一残念なところだった。

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