No.6216 「ビーキーパー」を観た!!・・・2025/2/12

(2025.1.7)


2025年最初の映画は「ビーキーパー(The Beekeeper)2024」

主演のジェイソン・ステイサムの事は実を言うと知らないのだ……。
ただ、面白そうだったから観に行った……という感じだろうか。


屈強な養蜂家のアダム・クレイは隣人であるエロイーズ・パーカーから納屋を借りていた。

ある日、エロイーズはパソコン操作でサポート詐欺に遭い、
200万ドル(3億円)の全財産を失ってしまった。
彼女からディナーに誘われていたクレイは、
彼女の名前を書いたシールを貼ったハチミツが入った瓶を持って
その日の夜に彼女の家を訪ねる。

しかし彼女からの返事はなく、不信に思ったアダムは鍵が開いていた彼女の家の中に。
キッチンにあったナイフを護身用に持って歩いていると
背後から銃を突きつけられる。

アダムに銃を突きつけた女性はエロイーズの娘のヴェローナで彼女はFBI捜査官だった。
エロイーズは銃で自らの命を絶っていた。

一時は拘束されたアダムだったが、釈放され彼女の死の真相を探る。
「彼女(エロイーズ」だけは自分に優しかった」という理由だけで。


アダムはエロイーズの財産を巻き上げた詐欺グループのいるビルを急襲、爆破。
首謀であるガーネットとその仲間たちはエロイーズの家に放火、アダムの飼っていた蜂箱を破壊するが
納屋に潜んでいたアダムは彼らを返り討ち。
大ケガを負いながらも逃げたガーネットをアダムは粛清してしまう。

アダム・クレイは秘密組織の元工作員「ビーキーパー」だった。

ガーネットたちの後ろの黒幕「ダンフォース・エンタープライズ」のデレク・ダンフォースは
元CIA長官で「ダンフォース・エンタープライズ」の警備主任のウォレスに
アダムを始末するように命じる。

デレクは現アメリカ大統領ジェシカ・ダンフォースの息子だった。

ウォレスが雇った傭兵、元特殊部隊、アダムの後任のビーキーパーなどの追手が
アダムを襲うがことごとく失敗に終わる。


FBIのヴェローナ、相棒のマット・ワイリーはジェシカやデレクが過ごす別荘に警護のために行く。
そして同時にアダムも密かに別荘に潜入していた。

「女王バチを変えなければならない」

襲い掛かってくる敵やFBIなどを顔色一つ変えずに蹴散らし
デレクを始末してその場から逃走するアダム。

ヴェローナはアダムに照準を合わせるものの、見逃し
アダムは海の中に消えていった。


ただ一人優しくしてくれた老婦人の復讐の為に
向かってくる敵は全員始末する!みたいな感じの
分かりやすいストーリーだったね。

そして、サポート詐欺などは全世界で問題になっているだろうを思われる。
被害者や被害額も相当なものなんだろう。

それをバッタバタと倒していく様、ビルをドカーン!と爆破する所など爽快。
ただし、エロイーズとの関係をもう少し掘り下げてもらいたかったかな。
あっという間に彼女の出番がなくなってしまった。


娘のヴェローナ、アッサリし過ぎ。
なぜかヴェローナの相棒のマットは無事だったね。


元CIA長官のウォレスも手にケガを負わせただけだった??




アダムの後任はぶっ飛んだイカれたビーキーパー。
ガソリンスタンドで機関銃みたいなものを(1秒間に600発)ぶっ放すという
クレイジーさが際立っていたけれど、アダムにあっさり倒されてしまう。

途中でデレクの母親のジェシカが相当地位が高い人物という事には気づいたけれど
(SPが彼女を取り囲んでいた)
まさか大統領だったなんて!!

しかも大統領選挙に使った資金、息子が裏で手に入れた金だと知って発狂寸前になるよね。
一応、母親は少しマトモだったわけだ。


女王バチ=アメリカ大統領ジェシカを始末するかと思ったけれど
働きバチであるデレクや最後に戦った義足の敵を始末した事で満足した様子。
まさかヴェローナがアダムを見逃すとはね。


どこまでもアクション満載で迫力はあったけれど、
その背景(人間関係)が希薄だった感は否めない。

とはいえ、続きがありそうな終わり方だった。
FBIのヴェローナやマットも続投かな??

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