(2024.11.17)
「スパイダーマン:ホームカミング(Spaider-Man: Homecoming)2017」を観た!
MCU16作品目である。
トビー・マグワイア版、アンドリュー・ガーフィールド版に続く
トモ・ホランド版スパイダーマン。
初登場は「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)」
空港でキャプテン・アメリカのシールドを奪った。
トラックを買い、人を雇って瓦礫撤去を行っていたトゥームスたち。
しかしトニー・スタークと政府が設立した「ダメージコントロール局」によって
チタウリの残骸と共に仕事を奪われてしまう。
しかしトゥームスは既に回収していたチタウリの残骸を提出せず隠し持っていた。
それらを使って密かに武器などを製造するようになる。
家族や雇った人達を守るため……だった。
やがて商売も軌道に乗り始めていた。
トゥームス自身も飛行能力があるスーツを装着していた。
8年後、ハッピー・ホーガンに連れられてベルリンにやってきたピーター・パーカー。
トニー・スタークからスパイダーマンのスーツを送られ
空港でアベンジャーズとして対立していた
キャプテン・アメリカのシールドを奪うことに成功したものの
普通の生活を送るように……と自宅に帰されてしまう。
いつかトニーから連絡が入る事を夢見てミッドタウン高校で学生生活を送るピーター。
パッピーに逐一連絡をするが、ハッピーは塩対応。
それでもピーターは「親愛なる隣人」スパイダーマンとして日々街の防犯に勤めていた。
ある日、ATM強盗をピーターは発見。
強盗達は強大な威力のある武器を使ってATMを破壊していた。
その武器の威力に驚きつつも、何とか彼らを撃退するが
惜しくも逃げられてしまう。
路地に隠しておいた荷物(洋服も入っていた)が盗まれたため、
スパイダーマンスーツを着たまま自室に戻るとそこには親友のネッドが!
ピータがスパイダーマンであることがバレてしまう。
ネッドには秘密を守るように念を押したが
次の日、危うくバレそうになる。
そんな事情で片思いをしているリズからパーティに誘われたものの
パーティ会場で謎の不審な光を目撃したピーターは
パーティ会場を抜け出す。
それはATM強盗の場面で見かけた武器の取引現場だった。
ピーターはその場に乱入するが
飛行能力を持ったバルチャーに襲われ上空から落とされてしまう。
パラシュートが展開したものの川に落下したピーター。
トニーが遠隔操作していたアイアインマンに助けられる事態に。
その後、取引をしていた場所でピーターは紫色の結晶が付いた武器の破片を拾う。
翌日、学校でトゥームスの部下たちがいるのを目撃したピーターは
彼らにクモ型の発信機を付けて追跡を開始。
彼らが行ったのは500キロほど離れたメリーランドだった。
ピーターはバルチャー達を捕まえるため
ワシントンD.Cで行われる「全米学力大会」に強引に参加。
しかしハッピーに追跡されていることに気付いたピーター。
自分の実力をトニーに認めてもらいたいピーターは
ネッドに頼んでスーツの追跡装置、更に「補助輪」という機能も解除してしまう。
それによってサポートAIの「カレン」と会話できるようになり
スーツに隠されていた様々なツールなどを次々と試してみるようになる。
バルチャーは上空からダメージコントロール局のトラックに乗り移り内部に侵入。
同じくトラックの中に入ったピーターはそれを阻止することはできたが
ピーターはトラックの中に閉じ込められ、脳震盪で意識を失ってしまう。
目を覚ましたピーターはダメージコントロール局の厳重保管庫に閉じ込められていた。
公園で拾った紫色の結晶はX線を浴びると爆発するものだと知り
慌てたピーターは何とかして厳重保管庫から脱出、ワシントンD.Cへ向かう。
学力大会ではミシェルによりミッドタウン高校が優勝。
ミシェルを除くメンバーたちはワシントン記念塔へ入る。
その時の手荷物検査によって
ネッドのリュックに入っていた紫色の結晶がX線を浴びてしまい
エレベーター内で爆発を起こしてしまう。
彼らの乗ったエレベーターは落下に危機に陥るものの
間一髪駆けつけたスパイダーマンによって救出された。
一躍人気者になったスパイダーマン。
更に活躍してトニーに認めてもらおうと
バルチャーの仲間を捕えて取引現場を聞き出し、フェリーへと乗り込む。
飛行スーツを着たバルチャーとの戦いの最中、
彼らの武器によってフェリーが真っ二つになってしまう。
バルチャーには逃げられ、蜘蛛の糸で必死にフェリーを繋ぎとめようとするが
次々の糸が切れ絶体絶命の時に、アイアンマン/トニーが駆けつけ
フェリー真っ二つによる沈没は免れた。
トニーはピーターのスパイダーマンスーツを没収した。
他の仲間たちが「子供だから」と反対したももの
ピーターを推したのはトニーだった。
誰かが死んでしまったら、ピーターの責任。
ピーターが死んでしまったら、トニーの責任になる。
「期待外れだった」と呟くトニー。
ピーターは伯母のメイに「スターク社の研修にはもう行かない」と告げる。
ホームカミングパーティのパートナーにリズを誘い
その日の夜にリズの家にピーターが行くと……
玄関に現れたのは、リズの父親のトゥームス/バルチャーだった。
リズの父親がバルチャーだったことに驚きを隠せないピーター。
バルチャーの運転で会場まで送ってもらうことになったピーターとリズ。
リズからピーターはいつも抜け出して姿を消してしまうなどの話を聞いたトゥームス。
リズを先に車から降ろし、ピーターに邪魔をするなら親しい人を殺すと脅されてしまう。
パーティ会場ではリズとのダンスを断り、
ネッドの協力のもと、自作のスパイダーマンスーツを着てトゥームスの居場所を特定。
しかしスーツを装着したバルチャーによって建物の柱を壊され
崩壊した建物の下敷きになってしまう。
一度は諦めかけたスパイダーマンだったが水たまりに移る自分の顔とスパイダーマンを重ね
再び瓦礫を押しのけて立ち上がる。
スタークタワーでは引っ越しの荷物を飛行機の乗せたハッピーが
飛び立った飛行機を見送っていた。
そして、バルチャーの狙いはその飛行機だった。
バルチャーは飛行機を乗っ取ったが後からきたピーターと飛行機の上で戦う。
エンジンを破壊され、ピーターが翼のフラップを糸で操作し進路を変更したため
街中への墜落は免れる。
墜落後も戦い続けるピーターとバルチャー。
バルチャーのスーツが壊れ炎に飲み込まれるバルチャー。
ピーターは炎の中に飛び込みバルチャーを助けた。
墜落現場に駆け付けたハッピーが見たものは……
スパイダーマンの糸によって荷物にがんじがらめにされていたトゥームスと
「飛行機壊してゴメン」と書かれたピーターからのメモだった。
父親であるトゥームスが逮捕された事で、引越しをすることになり高校を去る事になったリズ。
部活のリーダーはミシェルが引き継ぐことになり、彼女はメンバーに「MJ」と呼んで欲しいと伝える。
一方、ハッピーに呼び出されたピーターは
彼に連れられ新しいアベンジャーズの拠点となった基地へ行く。
新しいスーツと共にピーターをアベンジャーズの一員として迎える事をトニーは提案するが
ピーターは「親愛なる隣人」として人々を守るとその提案を辞退。
自宅に戻ったピーターの自室のベッドの上に、トニから贈られてスパイダーマンスーツが置いてあった。
収監されたトゥームスに先に捕まって収監されていたフェリーの取引相手であった男に
スパイダーマンの正体のを知っているか問われる。
トゥームスは「知っていたら、自分が殺している」と否定した。
3代目のスパイダーマン。
高校生の設定という事で、まだまだ幼い!
そして自分を認めてもらいたい!という考えが前面に出ているから
大人としては……う~ん……みたいな感じ。
そして、行動も考え方も単純。
そんなピーターを導く役目なのがトニー・スターク。
暴走しがちなピーターを諫めるけれど、結局暴走してしまったピーター。
大人の世界ではそれは許されることではない、と
トニーは調子に乗っていたピーターのスパイダーマンスーツを取り上げてしまう。
ピーターからすれば、大人はこちらの言っている事に一切耳を傾けないのに
何て強引なんだ!って思ったよね。
自分の力に有頂天になり人々を危険な目に遭わせたピーター。
もし犠牲者が一人でも出ていたらピーターの責任、
そしてピーターをスカウトしたトニー・スタークの責任にもなる。
まさしく……「大いなる力には大いなる責任が伴う」
スパイダーマンの世界のテーマだよね。
この映画はピーターの成長を描く映画でもあるかもしれないね。
そして、バルチャー役はバットマンでお馴染みのマイケル・キートン。
まさかの翼があるスーツで飛ぶなんて!バットマンみたいだ(笑)
娘のリズのホームカミング・パーティの相手のピーターが
実はスパイダーマンだと気づいた時、
車の中で2人で話をしていた時の、トゥームスの底知れぬ不気味さ。
比較的明るい感じのシーンが多かっただけに
このシーンだけは、サスペンス感満載だった。
仕事を奪われたトゥームスの言い分も分かる。
でも、悪い事……だよね。
トゥームスを助けたピーター。
きっと何も考えずに駆けつけたんだろう。
だから、刑務所でスパイダーマンの正体について問われたときも
知らないフリをしたんだろう……と思う。
高校生のピーターとその周りで起きる出来事として描かれているので
アベンジャーズほど話は複雑ではない。
スパイダーマンが黄色い上着を着て寝そべっている画を見た事があるけれど
何故黄色い上着??と思っていた。
今回その謎がやっと解けた(笑)
面白かったよ!
[adchord]