(2024.10.26)
来月公開する「グラディエーター2」を観るために
1作目となる「グラディエーター(Gladiator)2000」をAmazon Prime Videoで観た(100円)
ローマ皇帝、マルクス・アウレリウスは
帝位を息子であるルキウス・アウレリウスではなく
ローマ軍の将軍であるマキシマス・メレディアスに継がせたかった。
マキシマスは後日答えを出すと皇帝に伝えたが、
その日の夜に皇帝はルキウスに殺されてしまう。
新皇帝となったルキウスはマキシマスに忠誠を求めるが
それをマキシマスは拒否してしまう。
マキシマスは捕らえられたものの脱走し、
妻子が住む故郷ヒスパニアへと急いで帰るが
マキシマスが着いた時には既に妻子は殺されてしまった後だった。
2人を埋葬したマキシマスはその場で倒れてしまった。
その後、マキシマスは奴隷となりプロキシモという剣闘士団へ売られ
闘技場へ送り込まれる。
無気力だったマキシマスだったが、剣闘士たちを倒していく。
新皇帝となったルキウスは父である前皇帝マルクスを追悼するために
マルクス・アウレリウスが在位の時は禁じていた闘技会を開くことを決定した。
プロキシモからその闘技会の事を知らされたマキシマスは
剣闘士が自由を得られる時に皇帝と謁見できると聞き、
闘技会に参加する意欲を見せる。
プロキシモはかつて皇帝マルクス・アウレリウスから木剣を賜り
自由を得た剣闘士だった。
プロキシモの剣闘士たちは
ローマで開かれた闘技会「ザマの戦い」を模した闘技で
負けてしまう役のカルタゴ軍の役になってしまう。
ローマ軍のチャリオットが迫る中、マキシマスは剣闘士たちに命令し
ローマ軍を壊滅状態にする。
ルキウスは「スパニアード」という剣闘士に興味を持ち謁見することになる。
「顔を見せて名を名乗れ」と言われ兜を脱いだマキシマス、
「北方軍総司令官フェリキス隊の将軍、
真の皇帝 マルクス・アウレリウス陛下の僕」と名乗り
「妻子を殺された復讐を果たす」と告げる。
ルキウスは動揺し処刑を命じるが
観客たちは「殺すな」と声を上げ、マキシマスは処刑を免れることができた。
ルキウスは「ガリアの虎戦士」タイグリスとの戦いを用意し
更に虎を乱入させてマキシマスを殺そうとする。
かろうじてタイグリスとの戦いに勝利したマキシマス。
敗れたために処刑されそうになったタイグリスの命をマキシマスは救ったことで
観客たちはマキシマスを慈悲深いと称える。
マキシマスはかつての部下であるキケロに
自分が生きている事を軍に伝えるように命令する。
ファルコはルキウスにマキシマスを殺すべきだと助言するが
既に民衆に人気のあるマキシマスを殺せば「無慈悲な皇帝」と言われ
マキシマスは「殉難者」になると
ルキウスはマキシマスの処刑を決断する事ができなかった。
マキシマスはルキウスの姉、ルッシラの手引きでグラックスに会う。
自分を買い取って自由にしてもらうこと、城壁の外へ出してもらうことを頼む。
マキシマスはそこから馬に乗ってオスティアの軍に合流し
5000の兵を率いてローマ市内へ戻る計画を告げる。
独裁者の交代劇か！と憤るグラックス。
クーデターが成功したら5000の兵と共にローマ市を去ると約束するマキシマス。
しかしグラックスは捕らえられてしまう。
ルッシラはマキシマスの元へ行き、すぐにでも逃げるように伝えるが
この計画はルキウスに筒抜けだった。
夜に襲撃してきたローマ軍にプロキシモや仲間の剣闘士たちが殺され
脱出してキケロに元に向かったマキシマス、
そしてルッシラも捕らえられてしまった。
闘技場でルキウスとマキシマスの一騎打ちが始まろうとしていた。
しかし、直前にマキシマスは鎖につながれていた時にルキウスに刺され負傷していた。
負傷していたマキシマスによって剣を落とされたルキウスは
取り囲んでいる兵士やクィントゥスに剣をよこすように命令するが、
「(ルキウスに)剣を渡すな」という命令に兵士たちが従った。
意識が朦朧としていたマキシマスは持っていた剣を落とす。
ルキウスは隠し持っていたナイフでマキシマスを襲うが
マキシマスはルキウスを殴り倒し、ナイフを奪ってルキウスの首に突き刺した。
マキシマスはクィントゥスに仲間を解放しグラックスの復権を願い出ると
その場に倒れ駆けつけたルッシラに「ルシアスは安全だ」と告げて息を引き取る。
マキシマスの遺体は仲間たちやクィントゥスに担がれ闘技場を後にした。
解放されたジュバはマキシマスが持っていた小さな2体の人形を
闘技場に埋めその場から立ち去った。
DCシリーズのゾット将軍として出てくるラッセル・クロウ
ハリーポッターシリーズの初代ダンブルドア校長役のリチャード・ハリス
DCシリーズワンダーウーマンのダイアナの母親で
アマゾン族のヒッポリタ女王役のコニー・ニールセン
ジョーカーシリーズでアーサー・フレック役のホアキン・フェニックスなどが出演。
かつて仕えていた皇帝が殺され、妻子を殺され、奴隷になったローマ軍の将軍が
新皇帝となった皇帝の息子に復讐するという話。
皇帝が息子よりも平民出身の将軍に自分の後を継いで皇帝になって、と
言われたのを知ったら、息子は嫉妬するし怒るよね（滝汗）
話的には普通のよくある復讐劇だけど、
わざと泳がせてみんな捕まってしまうとは思わなかったよ。
マキシマスだけは逃げて軍を引き連れてローマ市に戻ってくると思っていた。
落ち着いたマキシマス将軍役のラッセル・クロウは渋みがあっていいよね。
狂気を抱く若き皇帝ルキウス役のホアキンはとても若い！
マキシマスも死んでしまうとは思わなかった。
英雄として担ぎ上げられて運ばれたマキシマスと
そのまま転がされて見向きもされなかった皇帝ルキウス。
対照的な2人だったね。
残虐なシーンがあったけれど、戦闘シーンなどよかったよ！
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