No.6100 「ドクター・ストレンジ」を観た!!・・・2024/10/19

(2024.10.6)

「ドクター・ストレンジ(Doctor Strange)2017」を観た。


「デッドプール&ウルヴァリン」で「Dr.ストレンジの指輪」というワードがでてきたけれど
それが一体何なのかさっぱり分からなかった。

No.6026 「デッドプール&ウルヴァリン」を観た・・・2024/8/6


とある場所、闇の魔術集団「ゼロッツ」のマスター・カエシリウスは
一冊の蔵書の中の一枚を破り持ち去ろうとしていた。
そこにフードを深く被った女性と激しい戦闘が繰り広げるが
カエシリウスは逃げおおせることができた。

 


ニューヨークの病院で働くスティーヴン・ストレンジ。
彼は脊髄の接合、中枢神経系を専門にした天才外科医だった。
ある日、車で大事故を起こし両手にマヒが残る重傷を負ってしまう。


理学療法士から下半身マヒが直った男性の事を知ったストレンジは
その男性から「カマー・タージ」について教えてもらいネパールへ行くが
強盗に襲われてしまうストレンジ。
彼を救ったのはカール・モルドという男だった。

モルドはストレンジをある建物に連れて行く。
その場にはモルドが最上の師と崇めるエンシェント・ワンがいた。
年齢不詳の彼女はケルト人だという。

ストレンジは彼女が離す魂やチャクラや霊などを全く信じようとしない。

詰め寄るストレンジにエンシェント・ワンは
ストレンジの身体とアストラル体を分離させ
ストレンジは一瞬だけアストラル界へ。
アストラル界とは肉体を離れた魂が存在する場所だという。
それはストレンジの無知を悟らせるためだった。

エンシェント・ワンによって多元宇宙の存在を見せられ
ストレンジは彼女に弟子にしてもらえるように
頼み込むが追い出されてしまう。

エンシェント・ワンはストレンジの中に
かつての弟子で暗黒の力を得てしまったカエシリウスと同じ
「頑固・傲慢・野心」を見抜いていた。

モルドはストレンジのような男が必要だとエンシェント・ワンを説得し
ストレンジはカマー・タージに受け入れられた。

何冊もの書物を読み、モルドと修行をする日々。
多元宇宙での移動が可能な「スリングリング」の使い方を習得するため
エンシェント・ワンにエベレストに置き去りにされ
ストレンジはスリングリングの使い方をマスターした。

ストレンジはモルドからカエシリウスの事を聞く。
彼は愛する者を失い、生きる意味を魔術に探し求めたという。
優秀だったが傲慢で師の教えを拒んだ。
エンシェント・ワンの蔵書でソーサラー・スプリーム(至高の魔術師)しか
理解できない時間研究の禁断の書「カリオストロの書」の中の
禁断の儀式が書いてあるページを破り盗んだという。

ある夜、ウォンが不在の書庫でストレンジは
「カリオストロの書」を開く。

「アガモットの目」を首にかけ、そのページに書かれていた通りにやると……
時間の巻き戻し、早送りができるようになる。

ストレンジは巻き戻しをして破られたページを復元、
「暗黒次元」「ドルマムゥ」「永遠の命?」と呟くと……
その時、モルドとウォンが止めに入る。

時間を操れば分岐が生じ、異次元の扉が開きタイムループが起きる。
それによって同じ時間が繰り返し、存在さえ危うくなってしまうものだった。

「アガモットの目」を作った初代魔術師で「魔術の父」のアガモット。
彼は地球を異次元の脅威から結界で守るため
3つの聖域(サンクタム)をNY、香港、ロンドンに設置した。

ドルマムゥとは暗黒次元の支配者で宇宙破壊者。
時間を超越し無限の力を持ち、全ての宇宙を暗黒次元に取り込もうとしている。

そしてカエシリウスに盗まれたページはドルマムゥと繋がり
暗黒の力を得る儀式が書かれているものだった。


カエシリウスたちの襲撃に遭い、辛うじて部下たちを他の場所へ放り出すが
現実世界で空間や物質を操るカエシリウス相手に苦戦するストレンジ。


浮遊マントに主と認められ助けられ、ストレンジはカエシリウスの身体を拘束した。
カエシリウスは「カリオストロの書」の儀式でエンシェト・ワンを倒し、
サンクタムを破壊しドルマムゥを迎え入れ、永遠の命を貰うことをストレンジに話す。

スリングリングがないことに気を取られたストレンジは刺されてしまう。
浮遊マントの助けでスリングリングを取り戻し、咄嗟にストレンジが向かった先は
かつて彼が勤務していた病院だった。


元恋人のクリスティーン・パーマーに処置を頼み
スリングリングからやってきた追手とアストラル体で戦う。
AEDの電圧の力を利用して追手を倒す事ができた。

元の場所に戻ったストレンジだが、カエシリウスは拘束を解いて逃亡していた。
ロンドンのサンクタムは陥落、エンシェント・ワンは
ストレンジにNYのサンクタムを任せる。

ストレンジはエンシェト・ワンの長寿の秘密を知ってしまっていた。
彼女の長寿の源は暗黒次元の力だった。

命を救う立場の「医者」であるストレンジは命を奪う事ができない。
そんなストレンジにモルドは「闇の魔術集団と戦う勇気もない腰抜け」と罵る。


カエシリウスが再び戻り、ストレンジはミラー次元を展開するが
逆にカエシリウスは暗黒次元を展開する。
追い詰められていくストレンジとモルド。
そこへエンシェント・ワンが登場しカエシリウスと戦うが
エンシェント・ワンはカエシリウスに刺されてしまう。
ストレンジはクリスティンのいる病院へエンシェト・ワンを搬送するが
治療の甲斐なく彼女は死亡してしまう。

モルドは信じていたエンシェト・ワンに裏切られ、酷く傷つき
そして怒りを表していた。
ロンドン、NYが襲われ、ストレンジとモルドはサンクタムがある香港へ。
しかし、時すでに遅し、カエシリウスたちと暗黒次元によって香港の街は破壊されていた。


ストレンジは「アガモットの目」を開き
「カリオストロの書」の破られたページの魔術を使う。
時間を巻き戻したことで破壊されていた街並みが元通りに、
倒された人々も生き返った。

その中で時間に抗ったカエシリウスたちは
ストレンジとモルドと激しい戦闘を繰り広げる。
時間を巻き戻していく中で刺されて
瓦礫に埋まっていたウォンを救い出す。

カエシリウスは反撃を開始、ストレンジの魔術を破り
周囲の時間を止める。

ストレンジは暗黒次元に赴き、ドルマムゥと対峙。

ストレンジは自らが得た力を使い
ドルマムゥが自分を永遠に殺し続けるループに閉じ込めて
「ゼロッツの奴らを追い出し、地球に手を出すな」と取引を持ちかける。

ドルマムゥはカエシリウスたち3人に「永遠の命」を与えると
彼らは暗黒次元へ吸い込まれていった。

ストレンジは時間を完璧に戻し、香港は以前と変わらない風景となった。

自然の摂理を侵し掟を破ったがために、報いや代償は必ずやってくると言い残し
モルドはストレンジとウォンの前から去った。

ストレンジは「アガモットの目」を元の場所に戻す。
アガモットの目は「インフィニティ・ストーン(無限の石)」だった。

ストレンジはロキをNYに連れてきたソーに会う。
父を探しているソーにストレンジは手を貸すことになる。

MARVELで「ドクター」??と不思議に思っていた。
なるほど、ドクターがマスターになるんだけど
ストレンジは「ミスター」とも、「マスター」とも呼ばれたくない「ドクター」と呼ばれたいのね。

天才外科医、まぁ傲慢にもなるし上から目線になるよね(苦笑)
とはいっても命を救う使命感があることには変わりないし
モルドが言った「迷わず殺せ」の言葉に躊躇するのは当然だね。

浮遊マントに翻弄されるストレンジ、
エンシェント・ワンを喪って、ストレンジの涙を浮遊マントが拭ってあげる優しさ。
カマー・ダージの書庫番のウォンを笑わせようとジョークを言っているところとか
(結局スベってしまってウォンはニコリともしないが……)

プライドが高いために、クリスティーンとも上手くいかなかったんだろうなぁ~。

自分が刺されたときにクリスティーンに処置を頼むなど
仲間としてはいい関係を続けているんだね。

ミラー次元、建物が不思議な動きを見せるシーンは良かったね。
これを大画面で観たら凄かったんだろう、と思う。

「ドクター・ストレンジの指輪」とは「スリングリング」の事だって途中で分かった。
一体どういった経緯で借りたのか興味はあるけれどね(笑)

ドクターだったストレンジの身体能力が高いのは、ご都合主義なのかもしれない。
最初は傲慢でプライドが高いだけの彼だったけれど、
エンシェント・ワンやモルド、ウォンたちと接するうちにそれは表には出てこなくなり
頭脳明晰な彼らしくいろいろと学んで成長していく姿を見るのはよかったよね。

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