昼食は行く時には既に決めていた。
ネットで検索して検索上位にあった手打ち蕎麦のお店に決めたのだ。
そのお店は忍野八海から車で数分の場所にあった。
坂道を上った途中、脇道へ入るとひっそりと佇んでいた。
11時開店だったが少し早く着いてしまったので車の中で待ち
11時すぎにお店の中へ。
外観は古民家風の建物。
中に入ると、やはり古民家風!
客は管理人一人!!
窓際の座敷に座り、メニューを見るが
何を食べたらいいのか悩む。
そこでお店の人に「オススメは何ですか?」と聞くと
「カモイナカがオススメですよ。温かいつけ蕎麦です」という。
カモイナカ・・・カモは「鴨」だよね。イナカは「田舎」だよなぁ~。
鴨が入っている蕎麦だよね。
まぁ、オススメみたいだし・・・食べてみようか!
とオーダーをする。
どうやらメニュー表には載っていないようだ。
しばらくするとオーダーしたカモイナカが運ばれてきた。
これが・・・カモイナカか。
少し小ぶりの器に野菜などがたくさんたツユが入っている。
とりあえず食べてみると・・・
やや濃いめの醤油ベースの味付け。
これを濃いと感じるのは、自分が薄味に慣れてしまったのだろうか。
蕎麦湯があったので濃い場合は薄めればいいのだが
とりあえずそのまま食べてみる。
山菜、キノコが数種類、菜っ葉、カボチャ、ネギ、サツマイモ、鴨、柚子の皮が
上に乗っている。
実はキノコ類、山菜が苦手なのだが、
ここで残すのは大人気ない・・・。
シイタケみたいに味を主張しているものではなかったので
(ナメコとエノキと思われる)
何とか食べる事はできた。
蕎麦を付けて食べてみる。
しかし、ツユの味が濃すぎて蕎麦の味があまり感じられない。
自分の舌がおかしいのか、
美味しい蕎麦を食べた事がないから気づかないのか・・・
まぁ、ツユが美味しいからそれで良しとしよう・・・と
あっという間に食べてしまった。
身体の中から温まった感じだ。
お値段は1350円。
お店を出る時に貼り紙に気づいた。
そこには
「鴨田舎 季節限定」と。
限定だったのか。
美味しかったよ。