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1ヶ月前の出来事です(2021.3.27)
図書館で本を借りた。
文庫本を図書館で1時間ぐらいかけて1冊読んでから帰宅すると
図書館から「予約した本が入りました」との電話が。
すぐに取りに行ってきて、合計9冊の本を借りてきた。
予約した本をすぐに読み
夜には「ライオンのおやつ」という本を読む。
ホスピスの話という事は知っていた。
だから、借りるのを躊躇した。
他の図書館では予約待ちという状況が多いと聞いていたから
見つけた時に読んだほうがいいのかな、と借りてみたのだ。
30代の若い女性が主人公のお話だった。
ホスピスに入所する所から話が始まる。
作者さんは入念に取材をした……と思われる。
この物語は決して「死の恐怖」を綴っているのではない。
余命宣告をされた側の心境はある程度は予想できる。
だが、あくまでも「予想」に過ぎない。
パートナーM氏は一切弱音を吐かなかった。
辛い思いをたくさんしたはず。
やり切れない思いもたくさんあったよね。
……「治る」と信じて最期まで頑張った。
頑張って、生き抜いた。
でも、心の中ではこんな心境だったのかもしれない
途中から涙なしでは読めなかった。
辛くても幸せだったあの時を思い出した。
パートナーM氏は
最期のおやつに何を望んだだろうか。
自分は最期のおやつに何を望むだろうか。
生きている限り、死は必ず訪れるもの。
いろいろと考えさせられた本だった。
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