(2024.11.6)
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(Guardians of the Galaxy Vol.2)2017」を観た。
1980年アメリカ、ミネソタ州、
メレディス・クイルは一人の宇宙人の男に出会い恋に落ちた。
エゴと呼ばれたその若者は地面に何かを植え付けた。
それから34年後、
金色の肌、瞳を持つソヴリン人の女王アイーシャからの依頼で
アニュラクス・バッテリーを守ったガーディアンズ。
アニュラクス・バッテリーを盗もうとして兵士に捕らえられた
ガモーラの妹のネビュラの身柄を受け取り、
ザンダー星で懸賞金を受け取ることになる。
しかし、ロケットがアニュラクス・バッテリーを数本持ち出していた事が発覚、
ソヴリンの艦隊の襲撃に遭ってしまった。
突然現れた謎の宇宙船はソヴリンの艦隊を撃破。
その時、ロケットは謎の宇宙船と謎の人物を見かける。
惑星ベアハートに不時着したものの、ミラノ号も壊れてしまう。
ミラノ号の後からやってきた宇宙船から降りてきた男は
クイルの父と名乗る。
クイル、ガモーラ、ドラックスはエゴの宇宙船に乗り、エゴの星へと向かった。
エゴは宇宙が生まれた時から存在している天人(セレスティアル)という存在で
彼の本体は惑星の中枢に浮遊する人間の脳のようなものだった。
数百万年かけて周囲の分子を操る事を覚え、
層を重ねる事で星そのものになったという。
自分以外にもこの宇宙に他の生物がいるはず、と探す旅に出た時
クイルの母と出会った。
エゴはクイルをずっと探していた。
無限の石(インフィニティ・ストーン)を手にしても生きていた事から
エゴは自分の子供だと気づいた。
エゴはクイルに力の使い方を教え、
クイルにもその能力が引き継がれている事を喜ぶ。
そして数百万年訓練をすればクイルにも星を作ることができると告げる。
ヨンドゥは人身売買をしていたということで
スタカーにラヴェジャーズ本隊から除隊されてしまっていた。
アイーシャに雇われたラヴェジャーズは惑星ベアハートにいた
ロケットとベイビー・グルートを捕獲。
しかしラヴェジャーズは仲間割れを起こしてしまう。
ネビュラはロケットを唆し自由の身となり、ヨンドゥを襲撃。
ヨンドゥの武器「ヤカの矢」を操る頭部のフィンを破壊されてしまい
ラヴェジャーズのメンバーの一人、テイザーフェイスに捕らわれてしまった。
ネビュラは船を譲り受けてガモーラの後を追う。
ヨンドウはクラグリンとベイビー・グルートによって
船長室に保管してあった予備のフィンを取り戻す。
ロケットとヨンドゥはテイザーフェイスの一派を抹殺しエゴの星へと向かう。
しかしジャンプを700回と繰り返すなど容易な旅ではなかった。
(ヨンドゥによると哺乳類が耐えられるのは50回)
エゴの星にネビュラが到着、ガモーラを襲う。
ガモーラに勝利したネビュラ、
彼女たちは洞窟の奥でたくさんの骨を見つける。
それはエゴの子供たちの骨だった。
エゴは数千の惑星に自分の分身を植え付けていた。
それは成長すると惑星全体を覆いつくしていき
全てのものが自らのものになるように仕向けていた。
しかしそれは一人で行うのは不可能だった。
エゴはいろいろな種族との間で子供を作ることで
拡張に必要なパワーを得られるだろうと考えていた。
子供の回収はヨンドゥにやらせていた。
それはラヴェジャーズの掟に背く行為だったが
エゴはヨンドゥに金を掴ませていた。
結局エゴの後継者はクイルのみだった。
クイルの母メレディスの頭の中に腫瘍を入れたと聞いたクイルは我に返り
エゴを銃撃する。
しかしエゴによる返り討ちにあい、エネルギー源にされてしまう。
そしてエゴはクイルが大切にしていたウォークマンを破壊してしまった。
エゴが各地で埋め込んだ種が惑星を覆いつくそうと活動を開始する。
そこへ、ドラックス、ガモーラ、マンティス、ネビュラ、
ポッドに乗ったヨンドゥとロケットが到着し合流する。
星の中枢にたどり着くが鉱石に覆われているため
それを壊そうとした時にソヴリン星の艦隊が現れる。
星の中枢にあるエゴの脳を破壊するため、
ロケットはアニュラックス・バッテリーで時限爆弾を作り
それをベイビー・グルートに託す。
クイルはエゴと戦い、エゴは時限爆弾によって消滅、
クイルの力もエゴの消滅と共に消えた。
宇宙船に乗り遅れたクイルにヨンドゥは
ロケットから受け取った宇宙服を装着させ
ヨンドゥはクイルと共に宇宙へと出る。
星の外へ出たヨンドゥは絶命してしまった。
クイルは自分の父はエゴではなくヨンドゥであったと気づかされる。
ヨンドゥがクイルのために買ったzuneをクインゼルから受け取り
ロケットが修理したヤカの矢をヨンドゥの形見としてクインゼルに渡す。
そしてヨンドゥの葬儀の時、
ロケットがヨンドゥの死をかつての仲間たちに伝えた事で
たくさんの仲間が駆けつけた。
スタカーはラヴェジャーズの復活を決める。
一方でソヴリン星のアイーシャは
出産ポッドから生まれてくるものは「アダム」だと言う。
ピーター・クイルの出生の謎が明かされる今作。
前作では悪者に見えたヨンドゥ、
実はピーターを息子のように想っていた事が明かされる。
そしてヨンドゥはロケットの心の弱さも知っていて、
「黙れ!」と叫ぶロケットにちゃんと告げた。
ガモーラとネビュラの姉妹、ネビュラはガモーラを憎んでいたけれど、
2人ともしっかりと向かい合った事で少し関係性が変わってきたよね。
ドラックスとマンティスはどうなるのかな?(笑)
自分は知らない曲ばかりだったけれど
(エンディングのCHEAP TRICKの「Surrender」だけ分かった)
いろいろな音楽が使われていて演出がいいよね!
オープニングのベイビー・グルートが躍っている後ろで
他のメンバーが戦っているシーン、
ヨンドゥ、ロケット、ベイビー・グルートがテイザーフェイスの船の中で
大暴れするところなど最高だよね!
最後のヨンドゥの葬式の場面は胸にぐっとくるものがあった。
面白かったよ!