(2024.10.6)
「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(Captain America: Civil War)2016」を観た。
1991年、ビドラのウィンター・ソルジャーのバッキー・バーンズは
ある車を襲撃し何かを奪う。
スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ、
ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウイッチ、
サム・ウィルソン/ファルコン、ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウは
ヒドラ残党のラムロウを捕らえるため、ラゴスにいた。
感染症研究所が襲撃され生物兵器が奪われたものの取り返すことに成功。
しかし、ビルの爆発によって多数の死傷者が出る大惨事となってしまった。
ソコヴィア、そしてラゴスでの大惨事にアベンジャーズは危険視され
彼等を国連の監視下に置く「ソコヴィア協定」には117ヶ国もの国が賛同し、
ロス国務長官は彼等に署名を迫ってくる。
ソーとハルクは行方不明、クリント・バートン/ホークアイは引退、
トニ・スターク/アイアンマン、ジェームズ・ローズ/ウォーマシン、
ヴィジョン、ナターシャはこれに賛同するが
スティーブはこれを拒否、サムとワンダはスティーブに同調、
アベンジャーズの中でも意見が分かれてしまう。
マーガレット・ペギー・カーターの訃報を知りロンドンへ行くスティーブ。
CIAのエージェントでもありペギーの姪の
シャロン・カーター/エージェント13と再会する。
「ソコヴィア協定」の署名式が行われていたウィーンで爆破テロが起き
演説中だったワカンダ国王のティ・チャカが犠牲になってしまう。
爆破テロの容疑者としてバッキーが目撃され指名手配される。
ティ・チャカの息子ティ・チャラは復讐を決意する。
ブカレストではスティーブとサムがバッキーと会うが
その場に警察が突入、ティ・チャラ/ブラックパンサーも襲い掛かる。
更にジェームズ/ウォーマシンが飛来し
ティ・チャラを含む4人が逮捕されてしまった。
ベルリンに連行され
バッキーは精神科医を装ったヘルムート・ジモに再び洗脳され
騒ぎに乗じてスティーブとサムは脱走。
洗脳から覚めたバッキーはウィンター・ソルジャーは複数いる事、
今もシベリアで冷凍保存されている事を告げる。
シャロンの協力でスティーブとサムは装備を取り戻し
引退したはずのクリント、ワンダ、そしてスコット・ラング/アントマンと合流、
空港へ向かった。
空港ではトニー、ジェームズ、ナターシャ、ティ、ヴィジョン、
そしてトニーがクイーンズから連れて来たピーター・パーカー/スパイダーマンが
待ち受けていた。
彼らは空港内で激戦を繰り広げる。
スティーブとバッキーが乗る飛行機をティが襲うが、ナターシャの裏切りにより
飛行機は離陸。その飛行機を飛行能力を持つトニー、ジェームズそしてサムが追う。
トニーはヴィジョンにサムを打ち落とすように命令するが
ヴィジョンの攻撃はジェームズに当たり、被弾したジェームズは落下して地面に激突、
下半身に麻痺が残る重傷を負ってしまう。
スティーブと一緒に戦ったメンバーは逮捕され
ワンダ、サム、スコットバートンはラフト刑務所に収監されてしまった。
ヘルムート・ジモの素性をフライデーが特定した。
彼はソコヴィアの情報員で秘密暗殺部隊「エコー・スコーピオン」の隊長だった。
国連から派遣されたブルサード医師を殺し、
偽の精神科医としてバッキーと接触していた事が判明。
またバッキーのマスクを所持していた。
トニーはサムからスティーブの居場所を聞き出しシベリアへ行き
スティーブとバッキーに再会。
その後をティ・チャラが密かに追っていた。
シベリアでジモは暗殺部隊を全て殺してしまっていた。
そして「1991年12月16日」の映像をトニーに見せる。
それは……トニーの父ハワード・スタークと母マリアが
バッキーに襲撃された映像だった。
そしてスティーブがこの事実を知っていた事にショックを受けるトニー。
怒りに震えるトニーはバッキーに襲い掛かるがスティーブがそれを阻止。
バッキーの義手は壊されたものの、スティーブがトニーのリアクターを破壊した事で
トニーは戦闘不能状態になる。
立ち去ろうとするスティーブとバッキーに
トニーは「父の作ったシールドを持つ資格はない」と叫ぶと
スティーブはシールドをその場に残して立ち去る。
外に脱出していたジモにティが近づく。
ジモはソコヴィアで妻と息子を失い、アベンジャーズを憎んでいた。
しかし、アベンジャーズに敵わないジモは
アベンジャーズ同士で殺し合わせる事ができれば……と
一連の騒動を仕組んだという。
バッキーはワカンダのティ・チャラの協力で
洗脳が解ける方法が分かるまで冷凍睡眠することになった。
そして、スティーブはラフト刑務所からサム、ワンダ、クリント、
スコットらを脱獄させる。
スティーブ VS トニーだよね。
惨劇を引き起こした事で、息子を殺された職員に責められたり、
「セプテンバー基金奨学金」を設立したことも
トニーなりの罪滅ぼし。
そして親友であるバッキーを庇うスティーブ。
トニーとバッキー、どちらかを選ぶとしたら……バッキーだよね～と思う。
どちらの気持ちも分からなくはないよ。
アベンジャーズが二つに分断されてしまったとき、
ソーとハルクがいて、運良く（運悪く？）二手に分かれてしまったら
地球は崩壊していたと思う。
空港内での戦闘、シベリアでの3人での戦闘シーンは良かった。
スパイダーマンとアントマンの参戦、まさかのアントマンの巨大化！
全体的に暗い部分が多い映画だったけれど
面白かったよ。
