(2024.8.1)
8月1日公開。
「ファーストデイ」で映画料金が安かったので早速観に行ってきた。
若い男女5人組が竜巻に挑む……という話からスタートする。
彼らは軽い気持ちで車に高分子ポリマーが充填されたタンクを積み込み、
竜巻へと向かっていくが……巨大な竜巻が彼らを襲い、悲劇が起きてしまう。
それから5年経ち……
竜巻に挑んで3人の仲間(そのうち1人は恋人)を失ったケイト
ケイト達とは別行動で生き残ったハビ
「竜巻チェイサー」と名乗り、陽気な仲間たちとチームを組んで竜巻を追っている
YouTuberのタイラー。
NYで気象関係の仕事をしているケイトのところへ
竜巻リサーチ会社を立ち上げたハビが訪れる。
ケイトの助けが必要だとハビに懇願され
1週間の期限付きで、2人はケイトの故郷のオクラホマへと向かう。
そこで出会ったのが自分たちの活躍を動画に挙げて収益を得ているタイラー達のチームだった。
最初は竜巻を巡ってケイト&ハビのチームとタイラーのチームは互いに競い合う。
話が進むにつれ
ただ騒がしくてチャラいだけだと思っていたタイラーたちは
映像の収益やTシャツなどのグッズを売ったお金を、
竜巻の被災者たちのための復興支援にするなど
被災者たちに寄りそう活動をしていた。
ハビの出資者である不動産屋のリッグスは
実は被災者たちから土地を買い上げていた(悪徳不動産屋?)
事実を知ったケイトは、ハビの元から去りタイラーと行動を共にすることに。
ロデオのショーを見ている最中に襲来した竜巻から逃げるシーン、
あのプールでのシーンは迫力が凄く
あまりの恐ろしさに少しだけ涙が出てしまった……。
自分の無謀な実験によって仲間を失ったトラウマを抱えるケイト。
幼い時に伯母と一緒に竜巻を見た事で竜巻に魅了され
大学時代に気象学を専攻していたタイラー。
ケイトの実家にあるかつてケイトが実験を行っていた模型や
ノートなどを見て議論が進む2人。
その後実家に訪れたハビから竜巻のデータを受け取ったケイトは
タイラーととある作戦を決行してみようという話になる。
炎の竜巻のシーン、ハビがやられちゃう!とハラハラドキドキ。
そして、街を襲った竜巻から逃れるために避難した映画館。
流れたままの映画と崩れ落ちる天井や吹き飛ばされる人々との対比が
緊迫感をより増大していた。
薬剤を積んだタイラーのトラックに乗って竜巻に挑むケイト。
竜巻によってトラウマを抱えていた彼女が立ち向かっていく姿に
これまたハラハラドキドキ!
巨大竜巻に襲われ崩壊していく映画館でのシーンも素晴らしかった!
最後の空港でのシーン、タイラーがトラックをドリルでガッツリ固定して
ケイトの元へと行くシーンは、思わず笑ってしまうほど、いいシーンだった。
最後はラブラブシーンになるかな、と少しだけ期待したけど、
でも、そういうシーンは一切なく、
また人々が竜巻に巻き込まれるシーンでも
彼等がどうなったのか……という描写はなかった。
ただ、生存率は限りなくゼロだよなぁ~……。
それにしても……竜巻があんなに恐ろしいものだったとは……。
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