(2024.6.8)
「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ:JOKER FOLIE A DEUX」が2024年10月11日公開される。
ジョーカーはバットマンシリーズに登場するヴィランでバットマンの宿敵。
という事でNetflixで「ジョーカー」を観てみることにした。
ジョーカーを演じるのは、ホアキン・フェニックス。
なんと!若くして亡くなったリバー・フェニックスの弟!!
(1993年に23歳で死去)
リバーも生きていたら、こんな感じの中年男性になっていたのだろうか?
ロバート・デ・ニーロも出演している。
この映画はジョーカーの原点を描いている。
1981年、荒廃したゴッサムシティで
道化師として生きて来たアーサー・フレック(ジョーカー)は
コメディアンになるという夢を持ち、母親と慎ましく生活をしていた。
アーサーは緊張すると発作的に笑ってしまう病気を抱え
定期的にカウンセラーの面談を受けていた。
病気による困難、
強引に押し付けられた拳銃を持っていることがバレて、職を解雇。
更に予算不足によりカウンセリングも打ち切られてしまう。
ピエロの姿で乗っていた電車内のトラブルに巻き込まれたアーサーは
絡んできた男性3人を射殺してしまう。
トーマス・ウエイン(殺された3人が務めていた会社の社長だった)のコメントにより
貧困層は反発。
貧困層の人々は3人を射殺したピエロ(=アーサー)をヒーローと捉え
トーマスや富裕層に対するバッシングやデモが起き始める。
アーサーは母親ペニーの手紙を読んだことで
アーサーはトーマス・ウエインとペニーとの間にできた実子だと思い込んでいたが、
実はペニーには自分の子供の健康を害したことで有罪になったこと、
酷い妄想障害で州立病院に入院していたこと、
そしてアーサーは養子であり、アーサーはペニーの恋人によって
酷い虐待を受けていたこと、
アーサーは「虐待されても笑っている子供」だったという真実を知る。
追い打ちをかけるようにマレー・フランクリンがテレビで
アーサーが出演したクラブでのショーでの立ち振る舞いを
馬鹿にしている場面を観てしまう。
アーサーは病室でペニーを殺害し
部屋を訪れた元同僚のランドルを惨殺し(ゲイリーには危害を加えず帰した)
髪を緑色に染め、ピエロのメイクをして
「マレー・フランクリン・ショー」に出演するためにテレビ局へ向かう。
長い階段を軽やかなステップで降りていくアーサーが印象的だったね。
途中、殺人事件の犯人として疑われていたアーサーは刑事たちに追われれるが
ピエロの扮装をしたデモ集団に紛れて逃れる。
(刑事たちはデモ集団にボッコボコにされてしまった)
マレー・フランクリン・ショーでは電車内の射殺事件の犯人は自分だと公言し
マレーを射殺してしまう。
これによって街のあちこちで暴動が起き
トーマス・ウエインと妻は一人の暴徒によって射殺され、
息子のブルースだけ生き残った。
手錠を付けノーメイクとなったアーサーは
カウンセラーによるカウンセリングを受けていた。
部屋から出て来たアーサーの足跡は……血がべったりと付いていて
アーサーは陽気に踊っていた。
いつも思うのだが、バットマンシリーズは暗い場面が延々と続く。
明るい太陽の日差しの下でアーサーがいる場面は数シーンしかなく
全体的に陰鬱とした印象の映画だった。
障害を抱えながらも母親と慎ましく生きていたアーサーが
貧困や失業など社会の理不尽な面にいろいろと遭遇し
殺人を犯したことで、その後は躊躇なく母親や元同僚を殺してしまう。
アーサーにも母親ペニーと同様に妄想癖があったのか、
真実を妄想どちらか分からないシーンがたくさんあった。
後から「あれってアーサーの妄想だったの?!」と思ったよ。
マイケル・キートン版バットマンではジョーカーのことはあまり覚えていない。
1992~1993年頃にテレビ東京で放送していたアニメ「バットマン」のジョーカーも
画像を見れば、「あ、こんな感じだったね」ぐらい。
どちらかというとロビンやトゥーフェイスのほうが覚えていたぐらい。
「スーサイド・スクワット」のジョーカーなら覚えているけどね。
でも、このジョーカーはチンピラみたいな感じであまり活躍しなかったかな。
次回作「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ:JOKER FOLIE A DEUX」はレディーガガ演じるのが
きっとハーレークィンだよね。
どんな感じになるんだろう?
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