No.4475 優しく促されて…… 2019/11/7

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※ほぼ一か月前の出来事になります

 

以前、「死別ブログ」の事について書いた。

 

No.4437 誰にも知らせなかった・・・2019/9/30

 

そのことについて、管理人にメッセージをくれた方がいた。

「もう『死別ブログ』は役目を終えています。
もう、そこには戻ることはないのです。
その時には、助けられたこともあったのかもしれませんが、
読み返すこともないし、繰り返すこともないのだから
永遠に削除しても良いと思います。
感謝して、削除してはどうでしょうか?(原文ママ)」

 

死別ブログ、2014年11月から2018年2月までやっていた。

 

最初は毎日毎日更新していたが、
2017年ぐらいから少しずつ更新が途切れ
2018年は新年の挨拶とブログ休止のお知らせだけになっている。

全ての記事は非公開だが、
まぁ、こんな感じの内容だった。

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No.12 涙を流し続ければ・・・ 2014/12/6

 

こうして毎晩毎晩涙を流し続けていけば

 

いつか涙の海が出来上がるのだろうか

 

その涙の海は美しいだろうか

 

その涙の海の彼方に夫はいるのだろうか

 

その涙の海で溺れれば……

 

 

 

夫に逢えるのだろうか
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確かに……もう読み返すことはない。
もう、自分には必要がない……から。

 

3年と3か月やっていたんだね。
もっと長くやっていたと思っていたけれど。

 

このブログに気持ちを、想いを、辛さを、悲しみを、切なさを吐き出し続けて
少しずつ自分自身で気持ちにケリをつけ
少しずつ少しずつ……とってもゆっくりだけど前を向き始めたんだろうね。

 

そういう意味では、
このブログとあの時交流した人達に救われたんだろうね。
あの時のみんなは、今どうしているんだろう……。

 

 

「死別ブログ」界隈は……

 

いつまでも亡くした人を想って
毎日毎日泣き明かすのが美徳であり……
親や子よりも配偶者を亡くした人が一番不幸……というような風潮だった。

 

他者の幸せを妬み恨み憎み……
少しでも前に進みます、幸せになります、というような内容のブログは
攻撃の対象となっていた。

 

泣けない自分がヘンなのか???と思った時もあった。
でも、やがてそういう風潮にだんだん嫌気がさしてきた……
ということもあったんだよね。

 

大きな悲しみを背負っているのに
なぜ他者をそこまで攻撃できるのか?
どうしてそっとしておいてあげれないのか??

 

悲しみは誰一人同じものではないけれど
悲しみにそっと寄り添う事はできるよね?

 

パートナーを亡くしたことは自分の人生の中で最大の悲しみだった。
だからといって、自分が世界一不幸だとは思っていない。
確かに14年間という短い期間だったけど
その14年間はとても濃い時間だったから、ね。

 

そして……これはパートナーが亡くなっても消えない。
過去は誰にも変えられないから。

 

死別後に前を向いて歩いていくことは
過去を否定しているのではなく
パートナーの事を忘れてしまったからではない。
「もうなかったこと」として
過去の気持ちまで否定するものではないと思っている。

 

 

 

 

子どもたちがいたから
命を投げ出すことはしなかった。
子どもたちを成人させないと、という気持ちはあった。
だけど、ほとんどの事を拒絶した。
誰にも……会いたくなかった。
携帯から全ての連絡先を削除した。

 

 

「兄(夫)は離婚したからガンになった。だから離婚しない」
「兄(夫)の遺品は〇〇さん(管理人)のものではない」

いろいろと言われて、心が折れた。
もうこの家にいる必要はない、と思い
姻族関係終了届を出して縁を切った。

 

 

辛すぎて……
心療内科を検索した時もあった。
「受診しなければいけない」と自分自身を追い込んだ。
でも、なぜかその日は休診ばかり(そういう曜日だったのだろう)
はっと我に返って
「……自分は一体どうしたかったんだろう……」と急に冷静になった。

 

カウンセリングを受けて
結局は自分の中の絶望は、自分で解決するしかないと思った。
自分の辛さは……誰かに話してもムダだと……悟った。

 

車を運転していて
「今日も生きて家に帰ろう」と思った。

 

 

ミディアムシップを受けて、心が……気持ちが軽くなった。

 

 

精一杯生きて、生きて……生き抜いて
「私の人生はこんなだったんだよ!」と
パートナーやペットたち、
先に逝ってしまった存在たちにたくさん報告できるように

生きなければならない、と今でも思っている。

 

 

2019年末に削除しようと思う。

 

 

優しく背中を押してくれて、ありがとう。

 


感謝しています。

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