No.4101 協力可能な「当事者」として・・・2  

気付けば2時間経っていた。

 

死別した時、何かの助けとか支援が必要でしたか?と聞かれた時

 

・自分はとにかく生きるのに必死で、そう考えられなかった事。

 

・たとえ助けが必要と思ったとしても、頼る事はしなかった……というより
できなかった事。

 

・死別の苦しみや悲しみをあまり表に出さなかった自分は
どこかオカシイのではないかと思っていた事。

 

・遺族会とかグリーフカウンセリングを受けたけれど
何の助けにもならなかった事。

 

・結局は自分で何とかしてここまで生きてきた事。

 

市役所で死亡届の後の手続きをした後
遺族年金の事を教えてもらった。

 

その時紙に必要なものが書いてあって
それらを揃えて年金事務所へと行ったのだが

 

もしも、その場で死別者支援の事とかを知ったなら
死別後の自分の生き方や考え方が多少変わっていた・・・のかもしれない。

 

彼女は

こういった情報も少なく、
また得る手段を知らない人が困難を抱えているはずだと。

 

確かに自分は自称「ネット検索魔」だから、あれこれ調べまくった。
遺族会は職場にあった冊子で
グリーフカウンセリングはネットで探し出した。

 

ネットはいろいろな情報が溢れているから
何が自分にとって有益な情報なのか自分で判断するしかなかったけれどね。

 

 

死別者同士、いろいろと話しができてよかった。

 

彼女曰く、自分はとっても冷静だったそうだ。
ブログを書いていた事により、記憶もあやふやではなく
また感情的にもならなかったので
聞き出したい事はほとんど聞けたみたいだ。

 

彼女たちグループがこれらをどのようにまとめて
どのような形で公表するのかは分からないけれど

 

当事者として発表の場に立ち会ってみたいなぁ~という気持ちもある。

 

彼女たちのリサーチによって
死別ひとり親に対する何らかの支援の仕組みが
出来上がればいいなぁ~と思ったよ。

 

彼女が言うには
市役所などの戸籍係のところに
冊子を置いてもらえないか考えているという。

 

実現すればいいね。

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