(2025.5.14)
テーマ「太陽信仰と宗教改革」
古代エジプトで最も重要な神は太陽神ラーだった。
ラーは他の神々とも習合し、隠れた者を意味するアメン神と一つになった
アメン・ラーやワニの神となったソベク・ラーなど存在した。
その中でも特異な存在として一神教的に崇められた神が太陽円盤の神アテンである。
第18王朝初期、アメン・ラーが国家神として崇拝され、その神官たちが強大な権力を持つと
アテンを崇拝したアクエンアテン(アテン神に有害な者の意味)が対抗し
息子をトゥトアンクアテン(アテン神に生命の似姿の意味 後のツタンカーメン)と名付けた。
伝統的な神々を否定したこの宗教改革は彼の没後、急速に崩壊した.
78 アメン・ラー神またはアメンヘテプ3世の像
81 ネフェレトイティ(ネフェルティティ)王妃のレリーフ 82 王妃の頭部
87 ファラオの頭部(恐らくプトレマイオス12世)
84 ラメセス2世の石碑
墓に設けられた死者の像は葬送儀礼の中心的な役割を果たしていた。
墓を訪れた家族たちはこの像のような若々しい墓主の姿を見る事で故人を偲んだ。
神官は供物の飲食物を像に捧げ、供養文を唱える事で、
死者の霊魂が確実に受け取れるようにした。
88 壁龕に配された像
92 動物の棺の上に置かれたトガリネズミの像 93 ネコの座像
102 耳飾り(最下段右) 103 首飾り(中段左) 104 首飾り(中段右)
105 刻印のないスカラベ付き腕輪(最下段左)106 首飾り(最下段左3)
107 ビーズの襟飾り(中段中央) 108 不明(最下段左から2)
109 中空の円筒形の護符(最下段右2) 110 アメンエムハトのシャプティ(最上段右)
111 アメンエムハトのシャブティ・ボックス(最上段左)
114 イシス女神の小像(左) 113オシリス神の小像(右)