次は「パニッシャーS1(2017)」
最近公開した映画「アマチュア」に出演していた
ジョン・バーンサル主演の「パニッシャー」を観た。
フランク・キャッスルは「デアデビルS2」で初登場。
元海兵隊員でもあり
アメリカ海兵隊武装偵察部隊に所属、様々な紛争地域に派兵されていた経歴を持つ。
ギャング抗争に巻き込まれ家族を亡くしたフランクは
私刑執行人「パニッシャー」として
家族を殺された時に関与していたギャング達などを次々と殺害している。
「デアデビルS2」では逮捕され、カレン・ペイジと交流を図るものの、
逃亡してしまう。
その後、フランク・キャッスルは容貌を変え、
偽名を使い、ビルを解体する仕事をしていたが
かつて自分が参加したカンダハルでの作戦の事を探り探られていくうちに
この事件の黒幕が誰であったのかを知る。
デアデビルのマット・マードックと違い、
フランク・キャッスルは陸・海・空の全てをこなすずば抜けた特殊能力を持っている。
とはいっても超人たちのような特殊な能力は持っていない。
最初は敵のような登場の仕方だった「マイクロ」ことデヴィッド・リーバーマン。
フランクに素っ裸にされ椅子に括り付けられて尋問されてしまう所は気の毒だったが
敵ではないと分かると少しずつ相棒として頼もしい相手となってくる。
「ザ・ディフェンダーズサーガ」は年齢制限があり18歳以上となっている。
基本的に銃撃と血しぶきブシャ~!の残酷描写が多いが
「パニッシャー」はその中でも群を抜いている。
いつでもどこでも銃弾が飛び交っている……という感じ。
とはいえフランクが倒すのは悪人だけで
デヴィッドの妻や子供たちに向けるまなざしは優しいし笑顔が出てくる。
まぁ、ディフェンダーズサーガでは彼が一番残酷なんだろうけどね……。
「ジェシカ・ジョーンズS2(2018)」
「ディフィンダーズ」後の話。
ジェシカは相変わらず飲んだくれ。
隣人の元ジャンキーの「マルコム」が「同僚」に昇格。
17年前の事故で両親や弟を亡くしたと思っていたが
実は母親アリサ・ジョーンズは生存していた。
ジェシカやアリサはIGHの医者であるカールの遺伝子実験によって治療を受け
それによって怪力などの能力を得ていた。
アリサは実験の副作用で感情の抑えが効かなくなり、
衝動的に殺人を繰り返すようになる。
ジェシカによって逮捕されるが、
愛するカールが死亡したとのニュースを知ったアリサは刑務所を脱獄。
そして、トリシュの入院する病院で警察官を殺してしまう。
ジェシカはアリサと一緒に国境を越えようとするが
最後に向かったのはとある遊園地だった。
2人で乗る観覧車。
そして、一発の銃弾がアリサの頭を打ち抜く。
それは、トリシュが撃った銃弾だった。
ジェシカはトリシュと決別、
マルコムは自らジェシカの探偵事務所を辞め
ジェシカのライバルであるチェンのもとで働くようになる。
トリシュはカールの遺伝子治療を受け、失敗したと思われたが
何らかの能力を得た描写が最後に出てくる。
今回はジェシカの隠された過去がわかる。
どうしてジェシカが運転免許を持っていないのか……。
その理由も分かる。
母娘としてやり直しができるのかと思ったけれどね。
そして……ジェシカの妄想であちこちでキルグレイヴが出てくる。
さすがにキモいぞ、キルグレイヴ。