「デアデビル」S1は全13話。
少年期に事故で視力を失ってしまったマット・マードック。
ニューヨークのデビルズキッチンという場所で昼間は盲目の弁護士、
夜間は悪人を成敗する謎のファイターとして活躍している。
ヘルズキッチンを再開発計画を推し進める実業家のウィルソン・フィスクは
裏では巨大な闇組織を牛耳るボスとして暗躍している。
最終的にマットはウィルソンは逮捕に貢献。
ウィルソンを刑務所に収監することができた。
視力を失ったかわりに他の感覚がずば抜けている。
マーベルにありがちな超人的なパワーは能力を持っているわけではなく
どちらかというとバットマンに近い感じ。
悪人を殺さないが、メッタメタに叩きのめすところは
まぁ「悪魔」と言われても仕方がないだろうなぁ~と。
温厚で人の好い弁護士に見えるが
怒りのスイッチが突然入ってキレちらかす時もあるので
「悪魔な弁護士」といったところだろうか。
マットではなく「マッド(mad)」でもいいのでは?と思ったのは
自分だけではないはずだ。
次は「ジェシカ・ジョーンズS1(2015)」
ニューヨークで探偵業を営んでいるジェシカ。
家族4人でドライブ中に事故に遭い、ジェシカのみが助かったという過去を持ち
事故の後に強靭なパワーとジャンプ力を持っている事を知る。
依頼されるのは浮気調査などが多い。
優秀でもあるが年中アルコールを飲んでいて
私生活はかなりだらしがない。
言葉だけで人に強力な暗示をかけるという能力を持った男「キルグレイヴ」に操られ
ある女性を殺してしまったこと(ルーク・ケイジの妻レヴァ・コナーズ)
キルグレイヴに酷い事をされたことで、それらが強力なトラウマとなっている。
「飲んだくれアル中女探偵」というところだろうか……。
「デアデビルS2(2016)」
ここで「フランク・キャッスル=パニッシャー」や「エレクトラ」が登場。
マットの元カノでもあるエレクトラが出てきたことで
良い感じだったマットとカレンの仲が少しずつ危ういものになり
弁護士事務所を一緒に立ち上げた親友のフォギーとの関係も悪くなってしまう。
小柄な中国人の老女「マダム・ガオ」とヘロイン、怪しげな日本人のヤクザ「ノブ」、
少年時代のマットを鍛えた盲目の武術家スティックなどいろいろな人たちが出てくる。
刑務所にいるウィルソン・フィスクは着々と囚人や刑務官たちを牛耳り、
収監してきたフランク・キャッスルを唆し、
刑務所内の対立する囚人たちを始末させるなど影響力は大きい。
「ヤクザ」や「ヤミノテ」など、日本語の単語があちこちに出てくる。
終盤、エレクトラが命を落とした後、怪しげな装置に入れられる。
その装置には「蘇生」と日本語が彫られている(笑)
何で「蘇生」なんだ?と思わず笑ってしまったが。