No.6265 「ウィキッド ふたりの魔女」を観た!!・・・2025/4/2

(2025.3.11)


3/7公開の「ウィキッド ふたりの魔女」を観に行ってきた。
「オズの魔法使い」の世界観だという。

実を言うと……「オズの魔法使い」はあまり覚えていない。
ドロシーという少女、犬、ブリキの木こり、カカシ、ライオンだったよね?
(「不思議の国のアリス」と混同していたし……)

映画が始まった時、「WICKED」のタイトルに「PART1」の表記が!!
えっ!!続編あるの??と……(滝汗)
どうやら2部作になり、これは前編になるという。


オープニングでドロシーたち一行が歩いているのがチラリと見えた。
そして「西の悪い魔女」エルファバを倒した「善の魔女」グリンダの凱旋から始まる。

オズの住民たちはエルファバに苦しめられていたのか、
彼女が溶けて消えてしまった事を知って狂喜乱舞するほど。

エルファバとグリンダ(ガリンダ)の出会い、シス大学の入学式から物語が始まる。

皆から愛され人気者のガリンダ(後のグリンダ)と
母親の不貞(緑色の酒を飲んでアレレな事を……)によって
緑色の肌と、自らでコントロールできない魔力を持って生まれたエルファバ。
その外見により幼少時より父に疎まれ、虐めを受けていた。
(母親は妹のネッサローズ出産時に死亡)


エルファバは足の不自由な妹ネッサローズの大学入学式の付き添いだった。


入学式で思わず使ってしまったエルファバの魔力を見たマダム・モリブルは
エルファバの大学の入学を許可、寮の部屋割りでガリンダと一緒の部屋になってしまう。


最初はお互い反発しあう2人だけど、次第に打ち解けていき
やがて2人は親友同士となる。
動物差別を受けていたヤギのディラモンド博士が大学から追放され
新しき歴史学の教授はオリに入った子ライオンを見せる。
「これからは動物たちに言葉を覚えさせることはせずに檻に入れるべきだ」と。

エルファバはケシを使って学生たちを眠らせ、
何故か眠らなかったフィエロと共にライオンを救い出し
森に逃がす事ができた。

マダム・モリブルはオズの魔法使いに手紙を書き、
やがてエルファバ宛に招待状が届く。

エメラルド・シティに招かれたエルファバ、
エルファバに呼ばれて一緒に付いていくことになったグリンダ
(エメラルド・シティ行きの列車に乗る前に皆の前で改名)


憧れのエメラルド・シティにたどり着き、エメラルド・シティで楽しみ、
その後、オズの魔法使いに謁見。


魔法の書グリムリーのとあるページの呪文をスラスラと読む。
飛ぶことを憧れていたサルの兵士の背中に翼を生えさせてしまい、大混乱になってしまう。


オズの魔法使いは実は魔法が使えないただの男でマダム・モリブルと共謀し
翼の生えたサルたちをスパイとして利用させようとする。
エルファバはグリムリーを持ち出し、グリンダと共に逃亡する。

マダム・モリブルはエルファバの事を「邪悪な魔女」と叫び、市民にもそれを知らせてしまう。
グリンダは魔法使いたちに謝って和解するように説得をするが
エルファバはそれを拒否。


エルファバはグリンダに別れを告げ、
エルファバの魔法によって飛行能力を得たホウキに乗って
西の方角へと飛び去って行った。

さて、ここからが映画の感想だけど……

上映時間が長すぎる……約3時間。
要所要所にミュージカルが突っ込まれているから仕方がないのだろうけど、
ここまで長いと途中で少し飽きてしまう。


そして幸せいっぱい!
杞憂することは何もなし!
自分が一番可愛い!
自分が一番人気者!!
自分がみんなの中心よ!を具現したかのようなグリンダ。
頭の中のお花畑が満開か?と思うほど。


転校生の王子フィエロを射止めようと必死になるあざとさ、
前半はただただ「これは酷い」と思われるような描写ばかり。

ただしマダム・モリブルはグリンダに魔法の才能がないために眼中になし。
なのにグリンダが「良い魔女」になれたのは何故?

妹出産時に母は亡くなり、妹は生まれつき足が悪い。
父からは疎まれ、見た目のせいで出産直後に拒絶され(その時に魔力を発動)
虐められていたエルファバ。

自分自身に自信がないエルファバだったけれど、
マダム・モリブルにその才能を見いだされ、
大学で学ぶチャンスを得た事で少しずつ変わっていく。


エメラルド・シティ行きの機械仕掛けの列車はカッコイイ!
あの歯車の動きに目が釘付け(笑)

オズの魔法使いと謁見し、マダム・モリブルが現れたところから
一気に不穏な空気となる。

魔法使いがいる世界だから、もっと魔法などが出てくるのかな?と思っていたけれど
そうではなかったのがちょっと期待外れだった。
とはいっても、エルファバとグリンダが衛兵から逃げるところ、
熱気球を使って空へ飛び立とうとしたところ(失敗に終わるが)迫力があった。

寒いと言うエルファバにグリンダが黒いローブを掛けてあげるところを見て
魔法のホウキで2人一緒に乗って逃げるのかと思っていたけれど、
グリンダはエルファバと一緒に行く事はせず、その場に留まる。


お互いの幸せを願って2人は別れることになってしまった。

冒頭部分、
凱旋なのにグリンダが硬い表情をしている?と感じたのは気のせいではなかった……のかな?
この後、「西の悪い魔女」になってしまったエルファバと
「良い魔女」のグリンダとの間に一体何があったのか、
それはPART2で明かされることになるんだろうね。

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