(2025.5.14)
最初に展示品のところには人が集まるのか、
観るのも、写真を撮るのも少し大変だったけれど、
少しずつ分散されていった。
特に数分の映像がある辺りだとみんなが立ち止まるので
その隙にサッと移動して素早く見た
52 高官メチェチィの像
51 穀物倉の監督官イルカープタハの座像
56 アメン神官の像(正面)
56 アメン神官の像(背面にはヒエログリフ)
60 奉納石碑
57 新王国時代の神殿の復元模型
テーマ「ファラオの象徴」
古代エジプトの王(ファラオ)はマアト(秩序、正義、真理)をもたらす統治者であり
政治、宗教、軍事的権力者でもあった。
そのため、王が身に纏う装束は象徴的な意味合いのものが多かった。
その中でも重要だったものは「冠」だった。
縞模様の布を額に巻き付け、後ろで尾のように結び、顔の両側に2本の垂れ飾りがある「ネメス頭巾」
かつて「戦闘冠」を呼ばれていた「青冠」など様々な冠がある。
そして、神聖な権力者として長い「つけ髭」を紐で顎に付けている。
王杓(おうしゃく)、統治を象徴するヘカ(牧杖 ぼくじょう)は先端が曲がった形をしていて
羊飼いが使う杖に由来していると考えられる。
ネカカ(殻竿 からさお)は穀物の穂を取るための脱穀竿の形をしていて
王が民の生活を支える養い手であることを示している。
66 青冠をかぶった王 65 シェションク王のスフィンクス
65 シェションク王のスフィンクス
68 オシリス神像の殻竿(左下)
69 指輪に取りつけられていたトトメス3世のスカラベ(下中央)
67 日輪を戴く聖蛇ウラエウス(左上)
70 アメンヘテプ2世の名前が彫られた指輪(右上)
73 ハヤブサの棺
75 ムト女神の立像
76 シストラム(古代エジプトの楽器)を持ちハトホル女神の前に立つ王
77 メンチュヘテプ3世のレリーフ