No.6085 パートナーM氏の祥月命日の前日その2・・・アプト式電気機関車を連結する作業を見る・・・2024/10/4

(2024.9.27)

YouTubeはこちら→→2024年9月27日 南アルプスあぷとライン(下り)アプト式電気機関車連結作業
YouTubeはこちら→→20240927 南アルプスあぷとライン(上り)

「あぷといちしろ駅」から「長島ダム駅」までの1.5キロ区間は
ラックレールという特殊な歯形レールを使い、
アプト式電気機関車に付いている歯車と嚙合わせる事で
1000分の90(1000m走るうちに90m上がる)という日本一の急こう配を進む。

長編成の列車の先頭と最後尾では10mの高低差が生じるという。
アプト式電気機関車は常に坂下側にあって、
万が一の時には安全ブレーキの役目を果たすらしい。




車体幅が約2m、高さが4m。井川線の車両が小さいのでかなり目立つ。
車両は日本製、汽笛がスイス製、ドイツ製、日本製の3両がある。

客車の扉はフックを上げてからレバーを下げるという手動式。
連結作業のため、数分間停車するため
外に出て連結作業を観察することができる。

アプト式電気機関車が千頭方面から近づいてきて
旗を持った駅員さんの合図でそっと連結。

学生の頃、東海道線で列車連結の場面に何度か出くわした事がある。
かなり大きな音と共に車体がかなり揺れたんだよね。
いつも同じ時間の車両だったからたまたまそれに乗ると……あ~……連結かぁ~って
思っていたよ。


連結が終わると乗客はあっという間に乗り込んでしまう。
急いで客車に乗り込むと、それを待っていたかのように
駅員さんが扉を閉めてくれた。

駅のホームでは撮り鉄らしき人もいたよ。

そして長島ダム駅へ出発。

乗っていても上り坂上っているの??とあまり分からなかった。
途中、「アプトいちしろキャンプ場」が見えて、
手を振っている人たちがいたから手を振り返した。


そのキャンプ場から見るとかなりの急勾配のはず。




そしてあっという間に長島ダム駅へ到着。

千頭駅、奥泉駅で見た男性がここにもいた!(笑)
列車に乗っている数人の女性客たちの知り合いみたいで
この列車を先回りして駅で待っているみたいだった。


ここでも数分停まるので、外へ降りて連結作業を見守った。


帰りに長島ダム駅に入線すると、既にホームにいた下り接岨峡温泉行の列車が出発した。
長島ダム駅での連結作業は列車に乗ったまま見る。
そして、アプト式電気機関車を先頭に再び出発!

上り坂の時は全然急こう配が分からなかったけれど、下り坂は物凄く分かる。
立って撮影していたから、余計坂のキツさが分かった。

1.5キロ区間はあっという間だったけれど
日本ではここだけしかないアプト式。

連結作業を見て、実際に乗る事ができてよかったよ


廃線になった線路が見える。
接岨湖に水没した線路や駅があるという。

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